「新しい瓶に古いワイン」「海の歌」のなかの民謡(英文解説書)/Folk Songs in Old Wine in New Bottles and Sea Songs
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商品詳細
この選集は、吹奏楽指導者がより素晴らしい演奏を作り上げるために、吹奏楽曲の元になった世界の民謡と舞曲について詳しく解説しています。シリーズの各冊子には、その民謡や舞曲のメロディーの楽譜と、ピアノ伴奏による歌が収録されたCDが付属しています。
声楽スコアは、吹奏楽の演奏と共に使用することができます。日々の練習に加えて、原曲となった民謡や舞曲について知り、吹奏楽の伴奏で歌ったりすることで、楽器での演奏がさらに音楽的になるでしょう。オーケストラの指揮者にとっても大変興味深いものと言えます。
著者のロバート・ガロファロは、ワシントンにあるアメリカ・カトリック大学ベンジャミン・T・ローム音楽学校の名誉教授です。彼は35年にわたり吹奏楽、管弦楽、合唱、歌劇を指揮してきました。彼は12冊の著書や、60以上の音楽出版社からの作品で高い評価を得ています。また、彼は1998年にワールウィンド音楽出版を設立し、自ら社長に就任しました。楽譜、書籍やCDなどのカタログはウェブサイトで確認することができます。
〈『新しい瓶に古いワイン』のなかの民謡〉
『ウィリアムバード組曲』で知られるイギリスの作曲家ゴードン・ジェイコブは、人生で700曲もの作品を作曲するほか、イギリス王立音楽大学の教授としてマルコム・アーノルドやイモージェン・ホルストなど多くの優秀な門下生を育てました。
『新しい瓶の古いワイン』はイギリスに古くから伝わる民謡を集めて、13の管楽器(フルート×2、オーボエ×2、B♭クラリネット×2、バスーン×2、コントラバスーン×1、ホルン×2、トランペット×2)で演奏する作品として作曲されました。各章には、使用された民謡によるタイトルがつけられています。
・第1曲 3人のジプシーが城門に
・第2曲 3羽のカラス
・第3曲 鬱陶しい心配なんか消え失せろ
・第4曲 ある朝早く
〈『海の歌』のなかの民謡〉
イギリスの作曲家ヴォーン・ウィリアムズは、イギリス王立音楽大学で学び、在学中にホルストと知り合い親交を深めています。民謡の採集や教会音楽の研究を通して独特の作風を確立し、イギリス音楽の基礎を築きました。
この『海の歌』はイギリスの海にまつわる三つの歌を元にした行進曲で、もともとは有名な『イギリス民謡組曲』の第2楽章として作曲され、その後に独立して演奏されることとなったものです。同曲の中ではイギリスで古くから伝わる次の三つの歌曲が使われています。
・プリンセス・ロイヤル
・ベンボウ提督
・ポーツマス
この解説書は、楽曲構成についての貴重な資料に加え、これまでに無いほど詳しく説明が記されています。また、各曲で取り上げられた民謡を、実際の歌詞とピアノ伴奏で歌った音源CDが付属し、写真と共に歌詞の内容やメロディーについても解説してあります。
商品仕様 | 解説書(CD付) |
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メーカー名 | Whirlwind Music Publications |
メーカー番号 | 978-0-9798400-1-2 |