ボザ：12の練習奇想曲／12 Etudes-Caprices（Sax.）

2025年 第40回日本管打楽器コンクール
サクソフォーン部門　第一次予選　課題曲

中級から上級者向け練習曲集で、技術力と音楽表現力の向上を目的としています。複雑な指使いや跳躍、アーティキュレーションなど高度なテクニックを要求しつつ、各曲が個別のキャラクターを持つため音楽性も磨けます。ボザ特有のロマンティックでエレガントなスタイルが魅力で、一部は演奏会用ソロ曲としても適しています。技術の克服や表現力強化を目指す練習メニューに取り入れたり、演奏会のレパートリーとして活用するのに最適です。

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今日に至るまで、ユージン・ボザ（1905-1991）は自身がバイオリニストでありながら、管楽器のための楽曲を最も多く作曲した作曲家の一人として知られています。彼のサクソフォンのための「12のエチュード・カプリス」は、生徒が高度な演奏技術を習得するために役立ちます。ボザはパリ音楽院での学びの中で、バイオリン、指揮、作曲で数々の賞を受賞し、ローマ大賞も獲得しました。その後、オペラ・コミックのオーケストラ指揮者を務め、ヴァランシエンヌ音楽院の院長となりながらも、著名な作曲家として活躍しました。ボザのエチュード集に収録されている練習曲は、最も難しいリズムやメロディーの構造に対応するための準備を学生に提供します。さらに、「12のエチュード・カプリス」には、音域、音程、アンブシュア、呼吸法、フレージング、アーティキュレーション、ダイナミクスなど、さまざまな要素を強化するための練習が含まれています。これらはカプリス（自由曲）であるため、すべてのエチュードは生き生きとして短く、形式にとらわれない構成になっており、上級サクソフォン学習者の進歩において、ユニークで欠かせない教材となっています。
（出版社Webサイトより機械翻訳）

To this day, Eugène Bozza (1905-1991) remains one of the most prolific composers for wind instruments, despite being a violinist himself. His Douze Études-Caprices for saxophone will enable the pupil to attain brilliant techniqueon the instrument. During his studies at the Paris Conservatoire, Bozza won prizes for violin, conducting and composition, as well as the Grand Prix de Rome. He then conducted the orchestra of the Opéra-Comique and became Head ofthe Conservatoire in Valenciennes, whilst remaining a prominent composer. The studies in Bozza's books prepare students for the most difficult rhythms and melody writings. Furthermore, Douze Études-Caprices contains exercises onrange, intervals, embouchure, breath control, phrasing, articulation and dynamics, among other aspects. Being Caprices, all Bozza's studies are lively, short and free from form, making for a unique and essential aid in theprogression of advanced saxophone studies.
（出版社Webサイトより原文）
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