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ヴァーツラフ・ネリベル(191'09-1996)は、チェコスロバキア出身でプラハ大学、プラハ音楽院で音楽を学びました。1957年アメリカに移住し、マサチューセッツ大学ローウェル校、スクラントン大学などの学校で教鞭をとっていました。 作品の多くは、非機能的なモードや、機械的リズムを多用しています。彼はパーシケッティの『ページェント』を聴いて吹奏楽というジャンルに触発されたと、のちに述べています。 『交響的断章』は、1965年にノースウェスタン大学シンフォニックバンドと指揮者のジョン・ペインターの委嘱によって作曲されました。簡潔な構成と強い個性を持つ彼の代表作で、演奏機会も多い吹奏楽作品のひとつです。 曲は単一楽章で書かれ、金管楽器の短音を木管楽器群が弱音で吹き伸ばす印象的な序奏で始まります。ここで提示される [C-Es-E-A-B-Des-Ges-G] の八音は全曲を支配する中心動機です。中間部はテンポを落とし、打楽器を中心に点描的な展開となります。コーダでは、基本動機を積み上げた和音を奏する金管楽器と、そこに含まれない四音を奏する木管楽器とが対比され、荒々しく終わります。 ネリベルの特徴であるユニゾン、強弱や音色の対比、演奏者も聴衆も迷うリズムトリック、反復されるオスティナートなどが現れています。高校生以上であれば、十分手ごたえのある曲で、吹奏楽コンクールや演奏会に最適です。 演奏時間は7分程度。