天地人~オープニングテーマ
商品詳細
2009年放送のNHK大河ドラマ「天地人(てんちじん)」のオープニングを飾る、壮大なテーマ音楽。作曲は、映画やテレビ番組の音楽を中心に多数の作品を手掛けている大島ミチルです。その独創的で勇壮な作風は、各方面より高い評価を受けています。ウィンズスコアではこの「天地人」テーマ曲を、NHKのご協力により原曲に忠実な響きを再現した吹奏楽譜に仕上げました。編曲を担当したのは、長年吹奏楽界を牽引している作編曲家の杉本幸一氏。確かな手腕によって精緻に配置された音色は、迫力に満ちた原曲の魅力を余すところなく伝えています。コンサートピースとしてとても活用度の高い楽譜。ウィンズスコアの一押しです!
■アレンジのポイント
大河ドラマのテーマをアレンジするのは初めてでしたので、このたびの依頼を喜んでお引き受けしました。ドラマの主人公もストーリーも魅力的ですが、このテーマ曲もそれに劣らず大河ドラマらしい勇壮な曲調で素晴らしいですね。
全編にわたって、まるで戦国の世を表わすかのようなTom Tomが鳴らされます。原スコアでは、これを2人の奏者でやるようにとの指示があります。そのうち1人はRoto Tomを使用せよ、とのことです。つまり「1人が3台のTom Tom」を担当するわけです。Roto Tomを準備できるバンドは少ないと思いますので、ハイピッチのTom Tom3台と通常のもの3台というように使い分けていただければ良いと思います。もし、3台しか楽器がない時は奏者を1人にしても、充分効果はあると思います。マリンバはピアノがない時に入れて下さい。ピアノと両方入れていただいても効果的だと思います。
編曲にあたっては熟考の末、原調より二度下げました。これは「難易度を下げた」つもりではなく、その方が「吹奏楽としてのサウンド感」を体現できるであろうと思ったからです。それから小編成のバンドでも充分演奏効果が出るような配慮をして書きました。そのためホルンなどは原曲より演奏箇所を増やしています。
また曲中、一部音が濁るように感じられる部分があるかもしれませんが、それは「原典を尊重」した結果です。弦楽器ならそれは「緩和」されて聞こえて来るとは思いますが…。
さて、僕はこれから毎週「天地人」を見てしまいそうです。ほぼ1年間、日曜日の夜が落ち着かなくなるのは困るのですが…笑。皆様の勇壮な演奏を期待しております。
(by 杉本幸一)
商品仕様 | 吹奏楽譜 |
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発売日 | 2009年2月16日 |
作曲 | 大島ミチル |
編曲 | 杉本幸一 |
難易度 | グレード4 |
演奏時間 | 2分45秒 |
アレンジ調 | B♭ |
原調 | C |
Trp最高音 | high B♭ |
JASRAC作品コード | 155-7668-0 |
*印のパートはオプション
*Piccolo
Flutes 1 & 2
*Oboe
*Bassoon
*E♭ Clarinet
B♭ Clarinet 1
B♭ Clarinet 2
*B♭ Clarinet 3
Bass Clarinet
Alto Saxophones 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1
B♭ Trumpet 2
*B♭ Trumpet 3
F Horns 1 & 2
*F Horns 3 & 4
Trombone 1
Trombone 2
*Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Cymbals
Sus.Cymbal
Bass Drum
3 Tom-Toms 1 (& *2)
*Harp
*Piano