11のコラール前奏曲より（金管6重奏）

J.S.バッハ、ベートーヴェンと共に、ドイツ音楽における「三大B」とも称される、J.ブラームスのオルガン曲が金管5重奏になりました。ブラームスの生涯最期の作品となったこの曲は、短いコラールを元にした11曲からなるオルガン曲で、今回はその中から4番と11番を抜粋。4番『わが心は喜びにみちて』は、アルペジオが多用された、ブラームスらしい美しい楽曲。11番『おおこの世よ、われ汝より去らねばならぬ』は、トランペットのコラールをメインに、ベースラインが対位法的に組まれています。